叶院の千灯明・・旧 上普賢堂・下普賢堂・普賢堂・寺中町



お祭り聞き書き
昔は子供たちが「千灯明、千灯明、きやして点すが千灯明」の歌と共にジミに火を灯していました。現在ではプレイヤーで歌を流し、お祭りを盛り上げています。
また、千灯明に参加した子供たちにはお菓子が配られ、それが楽しみのひとつになっているようです。

開催日/7月24日
供養・祈祷内容
   
町内安全・火災防止・交通安全・無病息災

お祭りの由来
 1732年に博多は享保の大飢饉にみまわれ農作物が不足し多くの犠牲者を出しました。
 普賢堂では、この時雨乞い祈祷をし、死者を弔ったと言われています。その後毎年7月24日に供養をして千灯明が続けられています。

 博多の風情を今も残す普賢堂筋。この町の通りに面して普賢菩薩を祀る叶院があります。普賢堂千灯明は普賢堂三ヶ町と寺中町で叶院を中心に行われます。
 午後七時頃から叶院の江上住職による読経が始められ、その後、各町内において辻祈祷が行われます。子供たちが大きな団扇で住職に風を送りながら後を追ってゆく姿が普賢堂千灯明の風物詩となっています。お祭りは午後九時頃に終了します。
 見所は千灯明で素焼きの皿に揺らぐ炎が古い建物の普賢堂に溶け込み、幻想的な空間を創りだしている点です。また通りに写真の提灯のような様々な形や絵の灯明が暗い夜道を照らし出して雰囲気を盛り上げています。

 開催場所 
 
叶院 及び普賢堂町内

福岡市博多区上呉服町6-8
【併 祀】 修験宗
【ご本尊】 不動明王
      上普賢堂と下普賢堂の合祀、大日如来普賢菩薩

 普賢菩薩・大日如来・不動明王が祀られています。
 明治三十九年、清順が普賢堂を再興し叶院と名付けられました。